工事仕様《地盤調査方法》
家を建てる際に行う地盤調査。最も基礎となる工程です。
弊社では建物の大きさ(重量)や構造に応じて、表面探査法試験、スウェーデン式サウンディング(SS方式)試験、ボーリング調査・標準貫入試験の方法を行っております。
ボーリング調査・標準貫入試験
重量鉄骨造やRC造などの重量物件はボーリング調査及び標準貫入試験で行います。
調査の結果により地盤改良や杭基礎が必要の場合もあります。宇都宮の地盤は比較的安定しています。
弊社では一般木造住宅には「表面探査法」と「スウェーデン式サウンディング(SS方式)試験」の両方試験をし、総合したうえで施主様に調査結果を報告させて頂いております。その結果を基に地盤の状況に合わせた適切な基礎や工事を選択しています。
表面探査法
地面をゆらして、そのゆれの伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断します。
データの変化から地層の境界を判別し、各層ごとに支持力がどのくらいあるかがわかります。
スウェーデン式サウンディング(SS方式)試験
先端がスクリューになったロッドを回転させながら25cmごとに地面に貫入させていきます。
この回転数により、地盤の硬軟を判断する方法です。25cmごとの支持力がどのくらいあるのかがわかります。
なぜ2つもするの?
表面探査法試験は・・・とても正確な支持力が導き出せる半面、地質の把握ができません。
スウェーデン式サウンディング(SS方式)試験は・・・地質を確認することができますが、正確な地耐力の把握が困難です。
そこで、お互いの欠点を補うため2つの調査方法を採用しています。正確な地耐力を把握できないと必要のない所まで改良をしなければならなかったり、安全値を余分に見越した基礎になりがちで、過剰に予算がかさむことになり施主様のご負担になってしまいます。その様なことが無いよう正確な調査をさせて頂いております。